第24話 ゴールデンタイム
学祭が終わり、過去の自分に完全に戻ってしまった万里は大学を休学し田舎に帰っていた。
自分が東京で大学生活を過ごした事実があることを知りつつも、はっきり思い出せることは何もなかった。
その年の大晦日、帰省したリンダと実家で過ごしていた万里のもとへ突然の来客が。
玄関を開けると、そこには見知らぬ女性の姿があって…。
第23話 ラストスマイル
万里と香子はある約束をし、おまけんの皆と学祭に向けてスタートを切る。一方、柳澤は万里と距離を置くようになる。
万里と香子、そして柳澤の間に流れる微妙な空気を感じた二次元君は皆がバラバラになるのを止めようとぶっちゃけトーク大会を企画する。
しかし、香子の尽力で柳澤と引き合わされたそのとき、また万里は過去の自分に戻ってしまい…。
第22話 パラダイスロスト
香子からの突然の申し出に立ちすくむ万里。
香子の父親に車で自宅まで送ってもらったものの、立ち直ることができず家の前で座り込む。
そこにNANA先輩が通りかかり、もう一度香子と話すよう促す。
翌朝、気合を入れる万里に香子はいつもと変わらない明るい様子で話しかけてくる。
そんな態度に戸惑いつつ、ホッとする万里だったが…。
第21話 アイル・ビー・バック
昨日のお祭りの一件で沈鬱状態のおまけんメンバー。
そして過去の記憶が戻り、今の自分が消えつつあることの恐怖と、それを友人達に言えていないことへの不安に悩む万里。
そんな万里を助けるべく香子は肉の会を主催して皆に声をかける。
しかしその当日、最初に部屋を訪れた千波に自分の事情を話そうとしたその瞬間、過去の記憶が戻ってしまい!?
第20話 ヒズ・キャズム
万里は母親から譲られた指輪を香子に渡す方法に悩んでいた。
そんな中おまけんの撮影を始めた柳澤だったが、リンダと思うように話ができず落胆する。
その姿を見た二次元くんからアシストが足りないと怒られる万里。
しかし詳しく話を聞いてみるとおまけん内にリンダをガードしている人がいるようで…。
第19話 ナイト・イン・パリ
実家から戻った万里。そのお帰りパーティーの席で柳澤は、学祭の個人制作で「おまけんの短編映画を撮り、リンダ先輩とお近づきになりたい」と皆に打ち明ける。
その夜、部屋で二人っきりになった香子は万里にプレゼントを渡す。
こん棒のような奇っ怪な物体にわけも分からず動揺する万里をよそに、意を決した香子は熱い想いを語りだし、ついには万里に襲いかかる!
第18話 マイ・ホームタウン
万里が同窓会に出るため実家に帰省している頃、
香子は寂しさに耐え切れず万里の部屋に侵入してベッドや枕に思いの丈をぶつけていた。
その様子をNANA先輩に見られてしまい恥じ入る香子は、万里にだけは言わないで欲しいと懇願する。
言わない代わりに何故か留守番をさせられ、一人所在なく部屋に座っていると玄関のドアを立て続けに蹴る音が…。
そっと外を覗くとそこには血まみれのヤクザが立っていて…。
第17話 リターン・トゥ・イエスタディ
夏祭りが行われる河川敷の公園にほど近いビルで、おまけんの宴会の準備を手伝うべく早めに会場入りした万里。
しかし作業を先に進めていた先輩たちによって、遅れてきた香子と共に何故か必要以上に生温かい表情で出迎えられ当惑する。
妙な誤解も解け、宴もたけなわとなったところで、2人の話を聞いていたリンダは万里にある提案をするのだが…?
第16話 ウェイクアップコール
海の帰り道、香子は居眠り運転で交通事故を起こしてしまう。
千波が軽く怪我をしただけで大事には至らなかったが、自分のしでかしたことに大きなショックを受ける香子。
そしてその日から彼女は、誰からの連絡にも応えなくなってしまった。
心配する一同を代表して、直接彼女の実家へ会いに行くことになった万里がそこで見たものとは……?
第15話 アクシデントビーチ
海に行く当日は絶好の海水浴日和。
車を出して皆を迎えにいく二次元くんだったが、万里と香子、千波が遅刻し、最後に何とか柳澤を乗せるが、
渋滞で予定時間からどんどん遅れ、果ては雨まで降ってきて、着いた頃には超絶イライラ。皆もどんよりと疲れきっていた。
そんな雰囲気を吹き飛ばすべく、万里が取った行動とは!?
第14話 レイディズトーク
柳澤に彼女ができたのでは!? という疑惑から、千波の家の前で張り込む万里と香子と二次元くん。
しかし、その姿を当の千波に発見されてしまい、そのまま家に招かれることに。
千波の家庭の事情と、一人暮らしを始めなければならないことを知った一同は、
寂しそうな彼女を元気づけるためみんなで海に行こうと決める。
その後、とりあえず食事に出かけた彼らは意外な光景を目の当たりにし……。
第13話 サマー・ハズ・カム
夏休みの最初のイベント、阿波踊りのお祭りがやってくる。
たくさんの参加者で賑わう会場で、おまけんの先輩たちに問題が発生していると呼ばれた万里。
そこにはあまりの緊張に想像を上回るポンコツぶりを発揮しているロボ子こと香子がいた。
そんな彼女を見た先輩たちは緊張をほぐすべくおまけん秘伝の「アレ」することに……。
第12話 ドント・ルックバック
夜が深くなるにつれ妖しく盛り上がるパーティー会場。
そこでばったり会った万里とリンダはお互いの格好に思わず笑い合う。
そして客たちから写真を撮らせてほしいと言われた2人は肩を抱き寄せたりと色々なポーズをとり、
沢山のフラッシュを浴びて高揚感に包まれていた。
そんな2人の目の前に現れたのは…!?
第11話 トラブルパーティ
万里はおまけんの先輩たちに、夏休みに2人で海に行くための相談をし、先立つお金が必要だと言われる。
そこでバイトをしたいと香子に相談するが、一緒にいる時間が減ると大反対されてしまう。
しかし万里は香子に内緒で、NANA先輩から紹介されたバイトへ柳澤とともに参加することにし……?
第10話 イン・ザ・ミラー
怪我をして高熱が出た万里は、1人で病院へ行こうとするが自宅の前で力尽きてしまう。
それを見つけたNANA先輩の助けでなんとか病院で診察を受け、自宅へ戻るとそこにいたのは連絡を受けたというリンダ。
NANA先輩に代わって彼女が万里の部屋で看病をしていると、突然「浮気だよ」とバラの花束を持った香子が現れる!!
第9話 ウィズ・ユー・アゲイン
風邪を理由に何日も学校に来ない香子を心配していた万里。
久しぶりに登校してきた香子はまだ万全ではないもののおまけんの練習に出るという。
そこで万里を待っていたのは、2人の新しい関係を知った先輩たちからの過激な祝福だった。
その日の帰り道、元気がない香子に理由を尋ねると思わぬ質問をされ、驚いた万里は…!?
第8話 リセット
柳澤が大学を早退したことを心配した香子は、万里に自分の代わりに様子を見てきてほしいと頼む。
さっそく柳澤の様子を見に行った万里はその汚部屋っぷりに驚く。
そして千波のことですっかり落ち込んでいる柳澤のために『ヤナっさんをはげます会』を開くのだが、
香子が土壇場で当の千波を呼んでしまい…!?
第7話 マスカレード
決死の告白の結果、自転車泥棒の現行犯で警察に補導されてしまった香子。
大事に至らずすぐに解放されることになったが、香子は父親からこっぴどく怒られることに。
しかし翌日から晴れて2人のイチャラブ生活が始まるのだった。
その急な進展に驚く二次元くんと、想定内と冷静な柳澤。
そこに千波やリンダ先輩がやってくるのだが突然逃げ出す人物が…。
第6話 イエス・ノー
リンダ先輩からスニーカーをもらうことになった万里。
そのやりとりに違和感を覚えた香子はリンダ先輩と何かあったのかと聞くが、はぐらかされてしまう。
そこに千波が現れてコンパに誘われ参加することに。
しかし、現地で柳澤と一緒になり香子と険悪なムードになる。
そして香子に挑発された柳澤は、勢い余って皆の前で千波に告白する!!
第5話 ボディ・アンド・ソウル
実家から戻ってきた万里を待っていたのは香子からの告白の返事だった。
翌日、いつになくハイテンションで接してくる香子に戸惑う万里だったが、柳澤はいつものことだと取り合わない。
そこに現れたリンダ先輩へ前のめりにおまけんに入会することを告げる香子。
そして意気揚々と阿波踊りの練習をしようとするのだが…。
第4話 ブラックアウト
山の中で迷っていたところ、たまたまおまつり研究会の合宿に来ていたリンダ先輩に助けられた万里と香子は、無事東京へと戻ってくる。
翌日登校した万里を待っていたのは心配した二次元君たちだった。
皆に一通り事情を説明し終わり、柳澤と千波が親しげに話していると、突如柳澤の背後からキレた香子が現れて…!?
第3話 ナイトエスケープ
勢いでサークルの新歓合宿に参加することになった万里と香子。
集合場所で一緒になった二次元君との挨拶もそこそこに、ワゴン車へと次々に乗せられ出発することに。
しかし聞かされていた合宿会場のセミナーハウスらしき建物を通り過ぎ、どんどんとへんぴな山道を突き進む。
万里たちが連れてこられた場所は…!?
第2話 ロンリーガール
香子の執拗なストーキングから逃げ回る柳澤に誘われ、万里は映研の新歓コンパに参加することに。
同学年の岡千波と談笑していると、隣の部屋がやたら騒がしいことに気づく。周囲の制止の声を他所に中を覗こうとした瞬間、いい気分になったさおちゃん&しーちゃんが登場し、魔界と化した茶道部コンパに引きずり込まれるのであった…。
第1話 スプリングタイム
念願の大学デビューを果たすも慣れない東京の道に迷ってしまった多田万里。道中、同じような境遇の柳澤光央とともに、キャンパスを目指していると目の前に、1台の車が停まり、 中からバラの花束を抱えた美女・加賀香子が降りてくる。
彼女は万里たちの方へと向かって来て…。